日蓮宗 海秀山 高岡大法寺 富山県高岡市利屋町

日蓮宗 高岡大法寺について

大法寺で開催される行事案内

大法寺の年中行事・開催行事のご案内です。

3月 春季彼岸会中日法要
春分・秋分を中日として、その前後3日の7日間を春・秋の彼岸の節とし、この春秋の彼岸の際に修される法会のことをいいます。彼岸会は古来から我国で行われている行事で、天皇が諸国国分寺の僧に命じて、金剛般若経を読ませたことが起源を持つと言われています。現在でもこの彼岸中多くの方が墓参し、彼岸中日に修される彼岸会に参拝・先祖供養が行われています。

6月 大法寺守護神・顕妙稲荷大明神大祭会

6月 永代祠堂法要(えいたいしどうほうよう)
当山では6月第3日曜日をもって勤修されている法要で、檀信徒が将来家が絶家になった場合にも、永代に精霊が寺院で供養されることを願い永代供養料を山納しています。そのような永代供養の精霊供養の為、年に一度修されている法要です。
午前にはこれまでに永代供養霊簿に記入されている各家の精霊の供養、又午後には、この一年間に新たに永代供養を申し込まれ、新たに永代供養簿に記載された各家の精霊の為の法要で、特に新祠堂法要と呼ばれています。尚永代供養料として山納された供養料は祠堂金として積み立てられ、堂宇・境内の改修整備の為、使われることになっています。

8月 盂蘭盆会施餓鬼法要
仏弟子目連尊者が、釈尊の教説に従って餓鬼道に堕ちた自らの母親の苦を救った由来を説いた「仏説盂蘭盆経」の経説に拠って始められた行事。
当山では8月15日に勤修され、数多くの檀信徒の墓参と供に各家の先祖供養、又施餓鬼会として無縁の精霊、又餓鬼供養を合わせて修しています。
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9月 秋季彼岸会中日法要

10月 宗祖報恩御会式(しゅうそほうおんおえしき)
日蓮宗の開祖・日蓮聖人の忌日に修する法会。
会式とは法会の儀式を略した言い方で、特に日蓮宗に限られたものではありませんが、現在では専ら日蓮聖人の忌日に行う報恩会のことを指しています。
当山では10月の第3日曜日に勤修されており、10月13日の日蓮聖人が御入滅された折に境内の桜が一斉に花開いたとの伝承に基づいて、本堂内に桜の花を飾り華やかな雰囲気の中、参拝者でにぎわいます。
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12月 三十番神大祭会

2月 厄除け星祭り法要
星を祭って供養する法要。
毎年2月終盤の吉辰日を選んで修され、主に個人の災難を除き、寿福増進の為に七星・九星・二十八宿の星々を供養しています。
当山では特に毎年本行事に際して、千葉県中山法華経寺・日蓮宗大荒行堂に於いて、11月1日から翌2月10日の壱百日の間開かれる大荒行を無事成満出行された清僧を招じ、国家国民の安穏と檀信徒の年中無難を読誦祈念する、又合わせて厄年を迎える善男・善女の除厄祈念も合わせて修しています。

2月 釈尊涅槃会
大聖釈尊の入滅・涅槃の際にその大恩に報じる為に修される法要。
当山では2月の終盤の吉祥日を選び、厄除け星祭り法要と同日これに先立って勤修されています。当山には、400年前に檀徒より奉納された横幅4m74cm・縦幅3m31cmの大涅槃図と、長谷川派制作の同時代の横幅1m46cm・縦幅1m10cmの涅槃図が格護されており、この一年に一度法要の際にこれら大涅槃図を開帳しています。

2月 節分大祈祷会
厄除け星祭り法要と同日に行われている行事です。
節分とは、立春、立夏、立秋、立冬といった季節の分かれ目を意味しますが、室町時代頃から立春の前日だけを特に「節分」と言うようになりました。
また節分と言えば「豆まき」です。

2月 鬼子母尊神(きしもそんじん)大祭会
長谷川等伯「鬼子母神・十羅刹女画像」の鬼子母神像厄除け星祭り法要と同日に行われている行事です。
鬼子母神は、古代インドの神話に出てくる夜叉(鬼女)で、その名を「ハーリティ」といい、訶利帝母(かりていも)などと呼ばれています。
ハーリティは自分の子供だけを溺愛し、他人の子供はさらっていって殺していましたが、お釈迦様の教えを受け、自らの過ちに気づきその罪を償う意味で、「永遠に子供を護ります」とお釈迦様に約束しました。この誓いになぞらえ、子供を抱き天女の形をした鬼子母神は、安産・子育ての神様として信仰されるようになりました。
山内勧請神大祭会
当山には法華経守護の諸天善神が本堂内に祀られており、各々一年に一度大祭会を修し、法味読経を言上し報恩感謝しています。
日蓮宗の代表的守護神である鬼子母尊神及び妙見大明神・三光天子の大祭会は厄除け星祭り法要の折に、又大黒福寿尊天・七面大明神の大祭会は宗祖報恩会式の同日午前中に、又三十番神大祭会は12月終盤の吉祥日に修されています。 ▲このページのトップに戻る